きっかけになったのは受賞スピーチでサム・スミスが
「数ヶ月前にイアン・マッケランの記事を読んだ。ゲイであることをオープンにしている男性で今までアカデミー賞を受賞した人はいないと書いてあった。それが本当でも、そうでなくても僕はこの賞を世界中のLGBTコミュニティーに捧げたい」。
感動的ではあるがこれはサムの記憶違い。
マッケランは「オープンにしている“俳優”で」と語っていて、ゲイをオープンにしている受賞者はこれまでもエルトン・ジョンやペドロ・アルモドバルらがいる。
案の定、サムに世界中が大反論。
それに対してサムは
「公言しているのが2人目とか、3人目とか4人目とか100人目とかそういうことが言いたいのではない」
「僕の愛するLGBTの世界に光が当たったということが言いたいんだ」
とコメント。
サムに反論した中には2009年に映画『ミルク』で脚本賞を受賞したダスティン・ランス・ブラックも。
ダスティンは
「僕のことを知らないなら、僕の婚約者にテキストするのはやめてくれ」
とツイート!
ダスティンの婚約者とは水泳選手のトム・デイリー。
普通に考えれば冗談だとわかりそうなものだけれど、もちろん彼らの関係を知らない多くのネット民は、サムがトムにちょっかいを出していると新たな火種が勃発!
これにはダスティンが
「サムとトムは友達なんだ」
とツイート。
ジョークだったことを説明し鎮火を図った。
一方、サムはダスティンに受賞を指摘されると
「混乱してごめん。君の映画をチェックするよ。遅ればせながらオスカー、おめでとう」
とダスティンに謝罪ツイート。
謝罪したものの大舞台のスピーチで引用ミスした上に、友達の婚約者のオスカー受賞作にしてLGBTの政治家を描いた名作『ミルク』も見てないことが発覚したサム。
知ったかぶりはほどほどに。
0 件のコメント:
コメントを投稿